ワキガ対策でもお酢は大活躍?その効果と効果的な使い方
2018年9月5日
ワキガってちょっと人には相談しづらい悩みですね。これって自分で治せるものなのでしょうか?もし完全に治すことは出来ないとしても、ニオイをやわらげることはできるのではないでしょうか?
自分で出来るワキガ対策を調べてみるといくつかの方法があるのがわかります。その中でも今回は身近ですぐに手に入る「お酢」のワキガ対策アイテムとしての効果や使い方について解説します。
目次
ワキガの原因からわかる臭いを抑えるために必要なこと
ワキの下に汗をかくことでニオイを発するいわゆるワキガ。このニオイの主な原因は、簡単に言うと「アポクリン腺」というところから分泌される汗がきっかけで発生します。
ワキの下には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2種類の汗が出る汗腺、「皮脂腺」という脂肪を出す部分とがあります。ワキガが強い人はこの「アポクリン腺」が人より多くあり、より活発に働いています。
さらにこの汗の他にエクリン腺による汗や脂肪酸と混ざり合い、皮膚についている細菌に分解されて強いニオイを発生させてしまっているのです。
なのでワキガの臭いを抑えるためには主に以下の3つが必要だということが言えます。
- アポクリン腺やエクリン腺からの汗を抑える
- 細菌の増殖を防ぐ
- 過度な皮脂の分泌を防ぐ
特に汗を抑えることと菌の増殖を防ぐことの2つはニオイを抑えるためには最低限必要な要素です。
お酢はワキガ対策でも大活躍?
ではお酢はワキガを抑えるために必要な要素を持っているのでしょうか?
結論から言うとお酢単体でのワキガへの効果は「雑菌の増殖を防ぐこと」と「エクリン腺による汗の臭いを抑えること」の2点だけと言えます。そのため、お酢のみでワキガ臭を劇的に防ぐなどの効果は期待できません。
ただ、お酢の凄いところは体の内側と外側の両方からニオイ対策にアプローチできることです。それに後述していますが、肌に使う場合は他の物質と合わせることで制汗効果も追加することができます。
身近な食品がここまで効果が期待できるというのは凄いことですね。
お酢の摂取で期待できるニオイへの効果
体がニオイ物質を多くつくってしまう要因には以下のようなことがあげられます。
- 血液の循環が悪い
- 食事のバランスが悪い
- ストレスが溜まっている
このようなことが重なると、体には疲労物質である乳酸が増えてしまいます。そしてその乳酸によって体は酸性に傾いてしまい、汗の中にアンモニアが増えてにおうようになってしまうのです。
お酢を摂取すると体の新陳代謝が活発になり、疲労物質で体を酸性に傾けてしまう乳酸の生成を抑えることができます。
つまり、汗をクサくする原因であるアンモニアを減らすことに役立ってくれるということです。
ただ、これはエクリン腺による汗へのアプローチであり、主な原因となるアポクリン腺ではありません。そのため、過度な期待はしない方がいいでしょう。
お酢を肌に散布ことで期待できるニオイへの効果
お酢にはクエン酸という成分が含まれています。これには雑菌の繁殖を抑える効果があります。お酢の効果をいかしたキッチン用のお掃除スプレーなども販売されているくらいです。
この効果を利用してお酢をワキの下の皮膚に使用すれば、雑菌の繁殖を防いでニオイが出づらくなります。
そのうえ、お酢のクエン酸は脇の下の汗腺から吸収されて、アンモニアや乳酸の生成を抑えることができるので、ニオイを抑える効果が期待できます。
このように、お酢は飲んでも体に使ってもニオイに効果が期待できるのです。
ワキガ対策に効果的なお酢の使い方3選
では具体的にはどのように使用すれば効果がでるのかをご紹介します。
①飲んで内側からニオイの元を撃退する
お酢の種類は醸造酢でも黒酢でも、自分が飲みやすいと思ったものを飲んで大丈夫です。
最近は果物から作られているお酢もたくさん販売されていますが、値段も手ごろで手軽に手に入る「リンゴ酢」や「グレープ酢」などは飲みやすくておすすめです。
直接そのまま飲むのは刺激が強いので、2倍ほどに薄めたものを毎日コップ一杯程度飲むようにするといいでしょう。薄めることでクセも弱まります。種類も時々変えたりして変化をつけると、飽きずに長く続けることができますよ。
また、空腹時には胃に負担がかかりますので、食後に飲むことをオススメします。
②入浴剤として使う
お酢をそのままバスタブに入れてしまいます。お酢は独特のツーンとした刺激臭があるので意外に思う方もおられるかも知れませんが、実はこれでワキのニオイにはもちろん、体臭も防ぐことができるのです。
ここで使用するのは醸造酢か、黒酢がよいでしょう。醸造酢の場合ですと、バスタブにコップ一杯くらい。黒酢の場合ですとおちょこ一杯分くらいで十分です。人によっては酸度が強すぎることもあるので、様子をみながら少しづつ調整してみてください。
お湯をはったバスタブに入れたときはお酢が温まって揮発することもあり、お酢のニオイが気になるかもしれませんが、思い切ってそのバスタブにつかってしまいましょう。体をシャワーで流してしまえばニオイも残りません。
③デオドラントとして直接ワキの下につける
今度はワキの下に直接つけてワキガを撃退してしまいましょう。お酢にはアンモニア臭を抑えて、嫌なワキガ臭を緩和する効果があります。
さらにお酢と同じくスーパーや薬局などで簡単に手に入るミョウバンを加えるとより効果的です。ミョウバンにも雑菌の繁殖を抑える効果があり、さらに汗を抑える収れん作用もあります。
つまり、これで殺菌と制汗ができるのでワキガを防ぐために必要な最低限の要素がそろうわけです。
この二つを合わせて消臭液を作って、ワキの下に直接湿布薬として使ってみましょう。
リンゴ酢を使った湿布液の作り方
<用意する物>
- リンゴ酢(500㎖)
- 焼きミョウバン(60g)
- レモンの搾り汁(1個分)
- 塩(ひとつまみ)
<手順>
- 上記のものをすべて合わせてビンなどに入れてフタをして、軽く振って混ぜます。
- 最初はミョウバンが浮いていますので、沈むまで半日ほど寝かせます。
これだけです。とても簡単ですね!
リンゴ酢湿布液の使い方
- リンゴ酢湿布液をコットンパフやキッチンペーパーなどにたっぷりしみこませて、リンゴ酢湿布を作ります。
- 夜、入浴後にリンゴ酢湿布をワキの下にはさんで、そのまま5分位当てておきます。
- 湿布して5分ほどたったら、湿布は捨てて、ワキの下はそのまま拭かずに自然乾燥で乾かします。
- そのまま寝て、翌朝ワキの下をシャワーで流します。
これで寝ている間にリンゴ酢湿液が効果を発揮して、ワキガのニオイを解消してくれます。このリンゴ酢湿布液は冷蔵庫で保存すると1~2か月持ちます。出来るだけ毎日続けましょう。
ちなみに、ここで使っているレモンと塩にもちゃんと意味があります。レモンに含まれているビタミンCには、抗酸化作用があり、ニオイを抑えるのに役立ってくれます。
また、塩にはお酢の効果をさらに高めるという効果があります。それからリンゴを食べることはワキガに関係するアポタンパクという物質を減らす効果があると言われているので、リンゴ酢を使っています。
いつものワキガ対策と合わせてお酢も取り入れてみよう!
いかがでしょうか。お酢のニオイに対する効果にはいろいろと期待できますね。ワキガ対策に、消臭剤として使うほかに、お酢を飲むこともニオイに効果があるとはすごいですね。
今はコンビニエンスストアやスーパーで、様々なお酢を簡単に手に入れることができます。それにそのまま飲むだけでなくても、わたしたちの身近にはお酢が使われている食品などもたくさんあります。
例えば、ドレッシングにもお酢が使われているものは多いですし、餃子を食べる時にも使ったりします。酢豚などの料理にもお酢は使われていますね。普段の生活にもどんどんお酢を取り入れて、食事にも積極的に使用していけば無理なくお酢を摂取することができますね。
ただし、お酢はあくまで食品です。過度な過信はせずにいつものワキガ対策に合わせてやる程度にするといいでしましょう。
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