これで足のニオイ予防は完璧!臭いニオイを消す対策方法
2015年12月12日
足の裏は体の中でもっとも汗がでる場所でもあり、靴や靴下で覆われているのでムレやすく、雑菌が繁殖しやすい環境です。
そのため、足のニオイは季節を問わず対策が必要な体臭と言えます。特に、普段体臭が強くない人でもブーツを履く機会が多い人は、足のニオイが強くなりがちです。
そこでそんなクサイ足の臭いを消すための対策方法を紹介します。足のニオイ対策を徹底してオシャレを楽しみましょう!
目次
雑菌の繁殖を抑えて足のニオイ予防
イソ吉草酸などの足のニオイ原因物質は、雑菌が汗や皮脂、汚れを食べて分解した時に発生します。ですから、ニオイを抑えるにはいかに雑菌の繁殖を防ぐかがポイントです。
靴を1日履いたら風通しのいい場所で10円玉を数枚入れて干す
1日中靴を履いた後は、靴の繊維に汗や汗に含まれるイソ吉草酸などのニオイ物質が染込んでいます。なので、風通しのいい場所で陰干しして靴を休ませることでニオイ物質の濃度を下げることができます。
特にオススメなのが靴の中に10円玉を数枚入れることです。10円玉の素材である銅には、微量金属作用という優れた抗菌・消臭効果があります。微量金属作用の力は、院内感染の原因となる黄色ブドウ球菌を死滅させるほどの威力があると言われているのです。
銅のほかにも金や銀などにも同様の効果がありますが、金や銀を靴の中に入れるのは気が引けますね。靴の中に10円を入れて風通しのいい場所で干すことでより、より効果が上がります。簡単なので是非試してみてください!
できるだけ素足でいる時間を長くする
足のニオイを抑えるには、足の裏を蒸れさせないことです。それには素足が一番。家の中ではできるだけ素足でいるといいでしょう。
会社などで過ごすときも素足、または風通しのいいサンダルなどに履き替えるのが理想ですね。
靴下を履くのであれば、速乾性が高い素材を使っている靴下を使うとムレを防ぐことができます。速乾性が高い素材は、ポリエステルといった化学繊維です。
旭化成やクラレ、東レ、帝人ファイバーなど独自の素材を開発していますので、どれがいいか迷うかもしれませんが、間違いないのは登山用の靴下です。速乾性だけでなくニオイが生まれないような工夫がされています。撥水性や防寒性もあるので履き心地もいいですよ。
インナーソールを靴の中に敷く
インナーソールを敷くことで靴へのニオイ物質定着を防ぐことができます。ただ、ずっと同じインナーソールを洗わずに入れておくと余計にクサくなる恐れがあるので、時々洗ったり新しいものに変えましょう。
インナーソールの中でも吸湿性、抗菌、防臭効果に優れた商品を使うとより効果的ですよ。
登山などのアウトドア用品のインナーソールは、過酷な状況を考えて作られているので、吸湿性、抗菌、防臭効果に加えてクッション性や耐久性も兼ね備えている製品が多いので長持ちしますし使い心地も良好です。
徹底洗浄で足のニオイを消す
足を清潔に保つには洗うことが一番効果的です。正しい洗い方を実践して足の嫌なニオイとさよならしましょう!
見落としがちなスキマを徹底洗浄する
汚れが残っていると菌が繁殖して臭いを強くします。意外と洗い残しがあるのが足の指の間と爪の間です。雑菌や汚れが蓄積されると強いニオイを放ちます。
特にマネキュアしている女性の場合、爪の間の汚れに気づきにくいので見逃しがちです。ですから、しっかりと意識して洗浄しましょう。
洗い残しを防ぐ洗い方のコツは以下の2つです。
- 足の指を一本一本広げて洗う
- 洗いにくい足の爪の間は歯ブラシで洗うか専用の垢取りを使う
ただ、あまり洗い過ぎてしまうと皮膚の常在菌まで死滅させてしまいます。あまりゴシゴシと必要異常に洗うのは避けて、爪の中の汚れを落とす程度にしましょう。
染み付いたニオイはクエン酸で除去
足のニオイ物質には、イソ吉草酸というニオイが取れにくい、角質層まで定着してしまうやっかいな物質が含まれています。
もし、しっかりと足を洗ってもニオイが抑えられないのであれば、酢を使った足湯がオススメです。酢に含まれるクエン酸には高い殺菌効果があり、菌の繁殖を抑えてくれます。市販でも売られているので比較的手に入りやすいと思います。
酢やクエン酸による足湯をした後はしっかりと乾燥させて、クリームや乳液などで保湿をしておきましょう。乾燥しすぎると足の裏がカサカサになり、かかとが角質化するとそこに汚れが溜まりやすくなってしまいます。
足のニオイの発生を防ぐには汗を抑える
足のニオイの主な原因は、汗と皮脂です。汗と皮脂が混ざることで雑菌の餌となり、酸化させてニオイを発生させます。
そのため、足のニオイの発生を防ぐには原因となる汗と皮脂の分泌を抑えたり、分泌しても雑菌が繁殖しないような対策をする必要がります。
ですが、皮脂は皮膚の表面を守るバリアのような必要不可欠な存在なので、抑えることはできません。なので、足のニオイを防ぐには汗の発生を抑え、いかに雑菌の繁殖を食い止めるかがポイントとなるのです。
デオドラント剤で汗を抑える
体温調整をするときにでる生理的な汗(温熱性発汗)は、制汗剤を足の指の間や裏に塗ればある程度対策できます。ただ、スプレータイプだとムラができるので高い効果が期待できません。
そのため、足の汗を抑えるにはデオドラントクリームの使用が効果的です。クリームタイプであれば直接皮膚に塗るのでムラができませんし、効果も長時間続きます。
また、足の裏はニオイ物質の濃度が濃くなるので、強烈になります。より消臭力が強いデオドラントクリームの使用がいいでしょう。
消臭力が強いデオドラントクリームには、デオシブEXがあります。このクリームは消臭力が強いのが特徴で、足の臭いの原因であるイソ吉草酸は93%カットという実験結果が出ています。また、保湿効果も高いので、乾燥によって足の裏が角質化してニオイが悪化予防にもなります。
私も強いニオイを消したいときはこのクリームを使っていますが、足と同じく濡れやすい股間の間のニオイも抑えるほどの効果がありました。
興味がある方は以下の記事で効果を確認してみて下さい。
デオシブEXの効果を解説する記事を見る
副交換神経を優位にして汗を抑える
足の汗が異常に多い場合は、手汗と同じように精神性発汗が原因だと言えるでしょう。この精神性発汗は、汗をかくことを意識し過ぎることで余計に汗をかいてしまう発汗作用です。
汗腺は自律神経によって制御されているため、緊張することによって交感神経が優位になることで汗が発汗されてしまうのです。
そのため精神性発汗を起こしやすい人は、優しい人や神経質な人などが多い傾向にあります。
この精神性発汗を抑えるには、リラックス時に優位になる副交換神経を刺激することです。それには様々な方法がありますが、いつでも手軽にできる方法は「腹式呼吸」です。
複式呼吸がなぜ副交換神経を優位にするのに効果的かというと、横隔膜を刺激するからです。横隔膜には自律神経が密集しており、ゆっくりと横隔膜を刺激するこで副交換神経が優位になるのです。
副交換神経を整える方法については、以下の記事で詳しく方法などを解説しているので興味がある方は参考にしてみて下さい。
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