黒酢には体臭を緩和する効果がある!?おすすめの使い方は?

食事やサプリと体臭の関係

黒酢には体臭を緩和する効果がある!?おすすめの使い方は?
黒酢と言うとダイエットや健康にいいという印象が強いと思いますが、実は体臭対策においても優秀な食材と言えます。

 

では一体黒酢の持つどのような特徴が体臭の緩和に役立つのでしょうか?ここではその点について解説し、合わせておすすめの使い方もご紹介します。

黒酢とは?他の酢と違いはあるの?

黒酢と他の酢の違いは味や見た目、風味が異なります。穀物酢などは鼻をつくようなにおいと刺激のある味です。一方、黒酢はまろやかな香りで味もコクがあります。また見た目も黒酢の方が他の酢よりも色が濃く、黒褐色をしています。

黒酢とは?他の酢と違いはあるの?

これらは熟成期間やその方法の違いによる影響と言えるでしょう。例えば米酢はステンレス製の容器で温度を調整しながら約4ヵ月という短い期間でつくりますが、黒酢は自然の温度でカメ壺を使って半年以上熟成してつくります。

 

また、違いは見た目や風味だけではありません。黒酢にはその他の米酢などの穀物酢よりもアミノ酸やミネラル、クエン酸がより多く含まれているのです。

黒酢が体臭に効果的と言える4つの理由

では、なぜ黒酢が体臭に効果的と言えるか?その理由は4つあります。これらの相乗効果で体臭に効果的と言えます。

クエン酸が豊富に含まれている

汗臭さを強くする原因は、汗に含まれるアンモニアの量が多くなることにあります。

 

特に無酸素運動や体の代謝低下によって消耗器官への酸素供給が不足すると、クエン酸回路から酸素を使わない解糖系でエネルギー供給をするようになります。すると、乳酸が発生し、そこからアンモニアが生成されてしまうのです。
参考酸っぱいニオイがする体臭の原因と対策

 

クエン酸には以下のような働きがあると言われています。

  • 乳酸を水と炭酸ガスに分解して体の外に出す働き
  • 体のエネルギーを作り出すクエン酸回路をスムーズにする働き

つまり、クエン酸は乳酸を分解するだけでなく、発生をも防いでくれるのです。

 

黒酢には穀物酢よりもこのクエン酸が豊富に含まれています。その量は100mlにたいして500mgです。これは穀物酢の約5倍多くクエン酸が含まれていることになります。

体臭対策に効果的なアミノ酸が含まれている

アミノ酸は体を構成するたんぱく質の元とのなる要素です。

体臭対策に効果的なアミノ酸が含まれている

黒酢の黒褐色は熟成期間中にアミノ酸と糖が反応した証拠であり、アミノ酸が豊富に含まれています。しかも量だけではありません。その種類も優れており、黒酢には必須アミノ酸と言われる9種類すべてが含まれているのです。

黒酢に含まれる必須アミノ酸
トリプトファン、フェニルアラニン、トレオニン、リジン、メチオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジン

中でもリシン、メチオニン、トリプトファンは体臭対策に効果的なアミノ酸と言えます。

リシンとメチオニンは肝機能低下による体臭を防ぐ

リシンとメチオニンは肝機能を高める働きがあります。肝機能が低下すると、体内で発生したニオイ物質が汗や口臭と一緒に出るようになります。そのため、肝機能を高めてくれるリシンとメチオニンは肝臓による体臭を防ぐのに効果的です。

トリプトファンはストレスによる体臭を防ぐ

ストレスは活性酸素を増やしたり、自律神経を乱して汗や皮脂の量を多くして体臭を強くします。

 

トリプトファンは脳内物質であるセロトニンの原料になります。セロトニンは幸せホルモンとも言われ、精神安定や快眠に欠かせないホルモンです。つまり、ストレスによる体臭を防ぐのにトリプトファンが効果的と言えるのです。

 

またセロトニンには消化器を動かす働きもあり、便秘による体臭を防ぐのにも役立ちます。

体が酸性に傾くことを防ぐ

体が酸性に傾くと体内や皮脂腺で酸化反応が起こりやすくなります。すると、短鎖脂肪酸などのニオイ物質が発生しやすくなります。つまり、体が酸性に傾くと体臭を強くしてしまうのです。

 

特に肉類、砂糖、白米などの酸性食品に偏った食生活は体を酸性に傾きやすくします。しかも酸性食品は腸内環境を悪化させてしまうので、体臭対策の観点から摂り過ぎは避けたい食品です。当然健康や美容にもいいとは言えません。

 

これを防ぐには酸性食品に偏った食生活から、アルカリ性食品を食事の中に取り入れた食生活にすることです。黒酢はアルカリ性食品に分類されます。

 

ちなみに酸性食品とアルカリ性食品は、その食品自体が酸性であるかアルカリ性であるかで分類しているのではありません。食品を燃焼した時に残った灰がアルカリ性を示すか酸性を示すかで分類されています。

 

例えばレモン、グレープフルーツなどは酸性を示しますが、これらはアルカリ性食品です。

ミネラルが豊富に含まれている

ミネラルが豊富に含まれている
代謝機能が衰えると、クエン酸サイクルから解糖系でエネルギーを取ります。すると、乳酸とアンモニアが発生して汗に多く含まれるようになってしまいます。

 

ミネラルには「代謝促進作用」があるため、この臭い汗を防ぐのに役立ちます。

 

黒酢はこのミネラル成分が豊富です。例えば2016年最新の日本食品標準成分表を元に穀物酢と黒酢を比較すると以下のようになります。

ミネラル黒酢(100g中)穀物酢(100g中)
ナトリウム10mg6mg
カリウム47mg4mg
カルシウム5mg2mg
マグネシウム21mg1mg
リン52mg2mg

このように黒酢は穀物酢よりもミネラル成分が多く含まれているのです。

おすすめの使い方

ドリンクや調味料として使う

黒酢を体臭対策アイテムとしてのおすすめの使い方であっても、やはり食品として使うことは外せません。以下の4つの方法で黒酢を摂取するといいでしょう。

水で薄めて飲む

水で薄めて飲む
一番オーソドックスな摂取方法です。黒酢の味や香りが好きな人は良いのですが、気になる人はリンゴや蜂蜜をブレンドすると飲みやすくなります。

 

注意点として黒酢は胃に刺激が強いので、原液で飲むのは避けること。7倍から10倍に薄めて飲みましょう。また、体に負荷をかけてしまうので空腹時に飲むのもおすすめしません。

 

黒酢を飲むのは食事中や何かの食材と一緒に摂るのがベストです。

牛乳やヨーグルトに混ぜる

黒酢にはカルシウムの吸収を助ける働きがあるので、牛乳やヨーグルトと相性がいいです。そして便秘にも効果抜群。そこにお好みではちみつを加えるとさわやかな酸味になり、朝一番に食べると体がシャキッと目覚めるように感じます。

サラダドレッシングとして使う

サラダドレッシングとして使う
黒酢だけで自分好みのドレッシングを作れます。黒酢は味が濃厚なので塩を足さなくてもいいので、塩分を抑えることができます。また黒酢は唾液の分泌や胃腸の働きを活発にするので、食材と一緒に食べると他の物の消化吸収を助けます。

缶詰の魚にかける

缶詰のイワシ(水煮かオイル漬)をあけて、黒酢をかけます。家に買い置きの食べ物が何もないとき、時間がないときの手抜きメニューです。

 

たったこれだけですが、これは健康メニューと言えます。イワシやサンマなどの青魚は、血中コレステロール値を下げるDHLが豊富。そのため、コレステロール値を下げる黒酢との相乗効果で血液が一層浄化されるのです。

 

また黒酢はカルシウムの吸収を助け働きもあるので、骨ごとのイワシと一緒に取ることカルシウムが無駄なく吸収されます。お客様に出すときには、イワシに大根おろしとカイワレ大根をのせて黒酢を注げば、ちょっとした一品になります。

摂取目安はどのくらい?

黒酢は医薬品ではありませんので、特に1日の摂取量は決められていません。ですが、いくら体にいいからと言って黒酢ばかり摂取するのは良いことではないです。

 

目安としては1日大さじ2杯(30ml)程度が適量だと言われています。1度にまとめて摂るよりも複数回に分けて摂取した方がよいです。

余計な成分を含まない「醸造酢」を選ぶ

黒酢であっても余計な砂糖や酸味料、添加物が使われているものもあります。特に砂糖は腸内環境を悪化させ、体を酸性に傾かせる食品です。体臭対策の観点から食べ過ぎないようにしたい食品と言えます。

「醸造酢」を選ぶ

それに砂糖は多くの調味料や食品、飲料水で使われています。知らずに砂糖はけっこう摂取しているのです。わざわざここでも砂糖を取る必要はありません。

 

なので、余計な成分を含まない原材料が米または米に小麦か大麦だけの「醸造酢」がおすすめ。できるだけ余計な成分を使っていない商品を選びましょう。

 

今ではほとんどありませんが、ラベル表示で確認できます。選ぶ際はしっかりと成分表を確認するようにしましょう。

サプリメントで気軽に使う

黒酢は薬ではありませんので、効果や健康を維持するには継続することが大切です。しかし、ドリンクや調味料ではどうしても飽きがきてしまいます。

 

そんな時は、黒酢サプリメントを使うといいでしょう。サプリメントであれば味付けなど考えずに水と一緒に気軽に摂るだけなので、継続しやすいです。しかも黒酢サプリは黒酢を凝縮したり、より効果を高める栄養をプラスしたりと工夫されているので、より効率的に栄養を摂取することができます。

入浴剤として使う

黒酢は食品だけでなく入浴剤としても使えます。入浴剤として使うことで体臭を防ぐ効果が期待できるのです。

入浴剤として使う

その理由は以下の2つ。

殺菌・抗菌作用

黒酢には先述した通り、クエン酸や酢酸などの有機酸が豊富に含まれています。これによって皮膚を酸性に保ち、体臭の原因である雑菌の増殖を抑制することができます。

 

特に黒酢は他の酢よりもアミノ酸が豊富です。そのため、入浴剤として使えばお肌がしっとりとします。

乳酸とアンモニアの発生を抑える

黒酢に含まれるクエン酸などの有機酸は、強い汗臭さの原因となる乳酸とアンモニアの発生を防いでくれます。これはクエン酸回路をスムーズにし、解糖系でのエネルギー供給を防ぐからです。
詳しい理由はこちらの記事酸っぱいニオイがする体臭の原因と対策

 

しかも既にアンモニアが発生していたとしても十分役立ちます。アンモニアはアルカリ性です。有機酸を豊富に含む黒酢は酸性なので、アンモニアを中和してくれるのです。

 

クエン酸は口から摂取してもいいですが、皮膚からの方が消化吸収によるエネルギーを必要としません。そのため、入浴剤として皮膚からの吸収はより体にやさしい摂取方法と言えます。

 

また、入浴剤に使う黒酢は必ず余計な調味料や添加物が入っていない「醸造酢」を使いましょう。砂糖や調味料が入った合成酢では体がべた付きますし、雑菌も増えやすくなってしまいます。

やり方

湯船にコップ1杯程度(100ml)の醸造酢の黒酢を入れる。
※酸度が強いのではじめは少な目でやりましょう。

まとめ

黒酢は体臭対策に役立つ食品です。それだけでなく健康や美容などにもいい効果が期待できます。

 

しかし、いくら体にいいからと言って黒酢ばかり摂取するのは逆効果。バランスよく他の食品と一緒にうまく取り入れるのが一番効果的なのです。加えて今回紹介したような飲み方で、より黒酢の効果を上げる事ができます。

 

現在もう飲んでいる方やこれから飲もうと思っている方、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?