バランスの良い食生活が無臭体質を作る

2015年9月27日

食事やサプリと体臭の関係

バランスの良い食生活が無臭体質を作る

数ある体臭の中でも口臭や排便は、普段食べている物や体の不調によってニオイの強さが影響されるということのイメージが付くと思います。
では、体表面から発せられる汗臭さやワキガ、加齢臭などはどうでしょうか?一見、これらの体臭は食生活や体調とあまり関係がないと思うかもしれません。

 

しかし、実は口臭以外の体臭にも体の健康状態や食生活は大きく関係しています。食生活や体の体調によってニオイが強くなったり、弱くなったりします。

動物性脂肪が体臭をクサくする

体臭をクサくする食べ物は動物性脂肪です。動物性脂肪は、動物に含まれる脂肪で主に肉やラード、マヨネーズ、バターなどに多く含まれています。

 

動物性脂肪の取りすぎが体臭をクサくしてしまう理由は以下の2点です。

  • 汗や皮脂の油脂成分が多くなるから
  • 腸内で発酵腐敗しやすいから

汗や皮脂の油脂成分が多くなるから

動物性脂肪の過剰摂取は、皮脂腺や汗腺から分泌される油脂成分を多くします。汗や皮脂の油脂成分が多くなれば雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイが強くなります。

 

特に加齢臭が臭い始める30代以降は、皮脂腺の脂肪分が増えれば原因物質であるノネナールの発生も多くなるので注意が必要です。また、動物性脂肪の過剰摂取はワキガの原因となるアポクリン腺の活動の活性化させます。つまり、ワキガを悪化させてしまうのです。

腸内で発酵腐敗しやすいから

日本人は腸が長い傾向にあるといわれています。肉類は消化するまでに時間がかかるので、長いあいだ腸内にとどまれば、それだけ食べ物が腐敗発酵して悪臭物質を生み出します。この悪臭物質が体内に吸収されて全身を回るとアンモニア臭が強い汗の発汗とウンチのような口臭を放つようになります。

 

このように食生活は体臭と密接な関係があります。ですから、デオドラントやサプリメントなどでニオイを抑えるだけでなく、普段の食生活を改善することが体臭の予防には大切なのです。

食事は酸とアルカリのバランスが大切

バランスの良い食事

尿が酸性に傾くと体臭がクサくなりやすくなる?

肉などの動物性脂肪は酸性食品であり、こればかり食べていると尿が酸性に傾いてしまいます。欧米化の食事は酸性といえます。尿が酸性に傾くと、体の抵抗力が落ちたり、体の不調、病気を招くのです。体の抵抗力が落ちれば、私たちを守ってくれる皮膚の常在菌も弱くなるので、臭いやすくなります。

アルカリ性食品で尿の酸性化を防ぐ

なので、尿が酸性に傾かないように弱アルカリ性をキープすることが大切です。健康な人の尿は弱アルカリ性(PH7.35~7.45程度)といわれています。弱アルカリ性を保つためには、アルカリ性食品の摂取をするしかありません。なので、緑黄色野菜や海藻、果物、きのこなどのアルカリ性食品の摂取を心がけましょう。

 

ただ、アルカリ性食品ばかり食べてもよくないので、酸性食品とアルカリ食品の両方をバランスよく摂取しましょう。

 

ちなみに、アルカリ性食品とはアルカリ性を示す食べ物ではありません。体内に入って燃焼(食べ物からエネルギーを取り出すため)されたあとにできた成分がアルカリ性の食品のことを指します。例えば、梅干は食べる前は酸性ですが、体内で燃焼されるとアルカリ性の成分に変わります。

良質な油を使用する

料理などで油を使うときは良質の植物油にするなど工夫をするといいでしょう。α-リノレン酸を多く含むしそ油、えごま油、あまに油には、動物性脂肪による体への影響(動脈効果などの生活習慣病)を少なくする効果があるといわれいます。

 

また、α-リノレン酸は体内に入るとEPAやDHAといった魚油に多く含まれる物質に変化することから、記憶力・学習能力の向上、コレステロールを抑える効果があるといわれています。

体臭予防に効果があるとされる栄養素と食べ物については以下の記事をご覧下さい。
体臭の予防に効果がある栄養・食べ物とは?