「舌磨き」で口臭予防!歯ミガキでとれないニオイを根絶しよう

2015年10月2日

口臭

歯みがきをしているのになぜかまだ口臭が気になる方は、鏡の前で口を開けて舌の表面をチェックしてみて下さい。
白い苔状のものがついていませんか?もしかしたらそれが口臭を強くしている原因かもしれません。
「舌磨き」で口臭予防!歯ミガキでとれないニオイを根絶しよう

舌苔が口臭に与える影響と多くなる原因、舌苔の除去を効果的にするための舌磨きについて解説します。

口臭の原因になる舌苔の存在

舌についている白い苔のようなものを舌苔といいます。舌苔は、舌の表面や口の中の粘膜、食べかすなどのタンパク質が細菌によって分解され、舌に付着したものです。通常は誰にでも多少あり、唾液によってその量は調整されています。舌苔には口腔内を整える効果もあるといわれており、多少の付着であれば問題ありません。

 

しかし、舌苔の量が増えると口臭が強くなる原因になります。

 

舌苔が増える原因は、体調不良やストレス、暴飲暴食、口内洗浄の不足、口呼吸などにより口の中が乾いた状態が続いたときです。舌苔の量が増えると、苔の量が厚く広くなります。また、体調によって舌苔の色が黄色っぽくなったり、赤っぽくなったりします。ですから、口臭予防だけでなく、体調管理の面でも鏡などで普段の舌苔の状態を把握することは役立つのです。

舌苔の色によって体調がわかる

舌苔の色と体調の関係をまとめたので、今後の口臭対策と体調管理の参考にしてください。

健康であれば舌はピンク色、舌苔は薄く白い状態です。原因を特定して生活習慣を改善し、舌苔の量を減らしましょう。

舌苔の状態考えられる原因対策
厚く白っぽい冷房などによる冷え、風邪、不眠症、冷たい飲食物の摂り過ぎなど。
虚弱体質の人に見られる。
  • 体を温めるものを食べる
  • エアコンの温度設定を調整して体を冷やしすぎない
  • 運動などして発汗を促す
黄色っぽい暴飲暴食による消化不良や便秘など。
喫煙者によく見られる
  • 高カロリーのものを食べ過ぎない
  • お酒を控える
  • 消化にいいものを食べる
  • 禁煙する
舌苔がなく暗紅色の舌体の冷え、更年期障害など。
  • 体を温めるものを食べる
    (生姜、にんにくなど)
  • ストレスを溜めない
    (適度な運動をするとストレス改善に効果的)

舌苔の掃除は専用クリーナーで!

舌苔が大量についている場合は、舌磨きなどで定期的に掃除してあげることで口臭は抑えられます。

 

しかし、舌苔には口腔内を整える効果があるので、完全に取り除くのはよくありません。

 

過剰な舌磨きは、口腔環境の悪化を招き、より口臭を強くする恐れがあります。また、強くゴシゴシと磨くのも避けましょう。舌の表面には味蕾(みらい)という味を感知する器官があります。ここはとてもデリケートな器官なので、歯ブラシなどでゴシゴシと強く擦ったりすると、味蕾の細胞を破壊して味覚障害を起こす危険性があります。味覚障害になると味の感じ方が鈍くなったり、全く別の味に感じてしまうなどの症状を引き起こしてしまうこともあるのです。

舌磨き用クリーナー

なので、舌の掃除は専用のクリーナーを使うようにし、頻度も週に1度程度を目安にしましょう。舌クリーナーはできるだけつなぎ目がない製品を選ぶと常に清潔に保てるのでオススメです。

 

専用のクリーナーがない場合は、指にガーゼを巻いてやさしく撫でるように掃除すると味蕾を傷つけずに余分な舌苔を取り除くことができます。

舌磨きで最大の効果を得るために

舌苔の量は口臭と関係がありますが、過度な除去は口腔環境のバランスを崩し、よりニオイを強くする要因にもなりかねません。それを避ける為にも、適切な舌苔の量を日頃から把握しておくことが必要です。週に何回かは舌苔の量を意識して確認する時間を決めておくといいでしょう。

 

もし舌苔の量が増えたのであればその原因を特定し、舌磨きと合わせて体の体調を整えたり、生活習慣を改善するなどして対策するといいでしょう。体調を整えて舌苔を適切な量にすることが口臭の発生源を減らすことにつながるのです。