ハミガキ粉を使うと口臭を悪化させる?

2015年10月8日

口臭

ハミガキ粉を使うと口臭を悪化させる?

歯を磨くときには、恐らくほとんどの人が当たり前のようにハミガキ粉を使っていると思います。コマーシャルでも虫歯や歯周病、口臭予防にはハミガキ粉の使用が推薦されています。歯みがきをする回数も年々増加傾向にあり、平成23年の歯科疾患実態調査(厚生労働省)では7割以上の人が1日に2回以上磨いているほどです。

 

しかし、これほど多くの人が歯みがきを徹底しているにも関わらず、すべての歯が健全な状態の人は、全体でも15歳~24歳の3割が最大で、それ以降は徐々に低くなっています。
歯肉疾患の有無、年齢階級別 (平成23年歯科疾患実態調査)

「平成23年歯科疾患実態調査」(厚生労働省)(http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-23.html)を加工して作成

 

すべての歯が健全な状態は、全く歯石がないという条件なので少し大げさかもしれません。それでも、これほど歯みがきが普及しているのであればもっといい値になってもいいのではないでしょうか。

 

歯石は、ハミガキなどで除去できなかった歯垢(プラーク)が石灰化したもので、歯周病の原因です。歯石は、細菌の住み家になもなるので、強い口臭を引き起こします。しっかりと歯を磨いていれば、歯垢は残らず、歯石にはなりません。

 

では、なぜこれほど歯磨きが普及しているにも関わらず、多くの人が歯石の沈着や歯周病になってしまうのか?それは一言で言ってしまえば、ハミガキ粉を使っていることが原因といえるでしょう。

ハミガキ粉を使うと歯垢(プラーク)の除去を難しくする

ハミガキ粉を使うと歯垢(プラーク)の除去を難しくする

市販で売られている多くのハミガキ粉には、いろいろな化学合成物質が含まれています。そのほとんどが刺激性が強く、決して人体にとって無害とはいえないものです。

 

歯を磨いている時は舌や口内に強い刺激を受け、磨いた後に食事をすれば変な味がします。これはハミガキ粉に「合成界面活性剤」が含まれているためです。合成界面活性剤は、泡立ちと洗浄をするための主成分として使われています。

 

歯垢を取り除くには、正しいブラッシングをする必要があります。正しいブラッシングは、歯ブラシを振動させるように少しづつ動かして磨くので時間がかかります。

 

しかし、合成界面活性剤が入ったハミガキ粉を使うと、強い刺激と口いっぱいに広がる泡によって短時間でしか磨けません。それに、使用後の清涼感と刺激による舌の麻痺によって、例え歯垢が残っていたとしても、口の中が綺麗になったような錯覚に陥ることもあります。これでは歯垢を取り除くことは難しく、歯石の沈着を増やすだけです。

 

最近では少ないですが、コマーシャルなどでハミガキ粉を歯ブラシのブラシ一杯につけているシーンがあります。この付け方はこれらの点から間違いといえるでしょう。ですから、口臭の原因となる歯垢を除去する正しいブラッシングを実践するためにも、ハミガキ粉はできるだけ使わないことをオススメします。

 

もし、ハミガキ粉を使うのであれば合成界面活性剤が入っていない天然成分で作られているものがオススメです。市販でも売られている「シャボン玉せっけんハミガキ(シャボン玉石けん)」や「パックス 石けんハミガキ(パックス)」などは、合成界面活性剤やサッカリンNaが含まれていません。刺激もほとんどなく、泡も立たないので長時間しっかりと磨けます。

口臭を抑える効果が期待できる「なた豆」と「茶葉」

歯垢の除去と合わせて口臭を抑える効果を期待するのであれば、なた豆や茶葉が入ったハミガキ粉がいいでしょう。

 

なた豆は昔から鼻腔や歯茎の膿を取り除く効果があるとされ、「膿取り豆」といわれるほどです。なた豆には、抗炎症作用があるカナバニンと免疫力を高めるコンカナバリンAという成分が含まれており、腔内環境を整えて口臭を予防する効果が期待できます。

 

茶葉は防腐・殺菌、消臭作用があると言われており、ニオイを発生させる雑菌の繁殖を抑制するので口臭予防には最適な成分です。

 

特に、茶葉には多くのカテキンが含まれています。カテキンは悪臭成分を包み込む効果があるポリフェノールの一種であり、ビタミンEの10倍も抗酸化作用があるといわれています。口内の酸化を抑えて口臭の予防に役立ちます。

なた豆塩はみがきプラス