体からの危険信号!?甘いニオイがする体臭の原因とは?

2017年1月21日

汗とニオイに関係すること

体からの危険信号!?甘いニオイがする体臭の原因とは?ツーンと鼻を突くような甘いニオイ。そんなニオイが体臭からすることってありませんか?

 

甘いニオイと聞くと汗臭さと比べるといい方だと思ってしまうかもしれません。しかし、甘いニオイが通常体から放たれることはありません。

 

ではどんな時に甘いニオイが発生するのでしょうか?そこで、今回は甘いニオイがする体臭の原因と対策・予防方法を紹介します。

甘い体臭の原因① ケトン体の発生

体内でケトン体が大量に発生し、汗と一緒に出ることで甘い体臭の原因になることがあります。

 

ケトン体は体内で発生する3-ヒドロキシ酪酸、アセトン、アセト酢酸の総称です。そのため、ケトン体が原因の場合は決して香水のような甘い匂いにはなりません。

 

特徴としてはツーンとした甘酸っぱい臭いを放ちます。また、汗と一緒に出るので特に汗をかいた時に分かりやすくなります。

 

ではどのような要因でケトン体が発生し、甘いニオイを放つようになるのかを見ていきましょう。

ダイエットによる甘いニオイ

ダイエットによる甘いニオイ
極度に食事制限をして体を飢餓状態にしてしまう過度なダイエットは、甘い体臭の原因です。このダイエット法が甘い体臭の原因になってしまうのは、極度の食事制限によって、血中の糖の濃度が低下することにあります。

 

糖は生命維持に必要なエネルギーを供給するために使われる大切な存在です。そのため、糖が不足するとエネルギーを作り出せなくなってしまいます。

 

そこで、体は代わりに蓄えた脂肪を使ってエネルギーを供給しようとします。しかし、糖が不足した状態ではクエン酸回路によるエネルギー生成ができません。その結果、脂肪はそのまま肝臓に送られ、「ケトン体」になってしまうのです。

 

ただ、過度なダイエットによって直ぐにケトン体が発生するのではありません。初めに口臭、その次に汗臭さが強くなり、最後に全身からツーンとした甘酸っぱいニオイになります。

 

初期の段階は少し臭う程度ですが、最後の段階では自分でも分かるほどニオイを放つようになるのです。

糖尿病による甘いニオイ

糖尿病による甘いニオイ
糖尿病になると甘酸っぱいニオイがするようになります。これは糖尿病によって糖の代謝をしているインスリンの作用不足が起こるからです。

 

これによってエネルギー源として糖の利用ができなくなります。その結果、脂肪の分解によってエネルギーを作ることになるので、ケトン体が大量に発生してしまうのです。

 

糖尿病の場合はダイエットによる甘い体臭と違って特に強い臭いになりやすいと言えます。それは糖尿病になると肝機能が低下していることが多いからです。

 

肝機能の低下は、体内で発生したアンモニアを血液に入り込みやすくします。その血液とケトン体が混ざり、全身をまわることで甘酸っぱいアンモニア臭になるのです。

 

ただ、肝臓が悪いから糖尿病になるのか、それとも糖尿病によって肝機能が悪化するのかはまだ明らかになっていません。ですが、肝臓は糖の貯蔵庫であり、血糖値を調整している臓器です。糖の代謝が関係している糖尿病が肝臓に影響しているのは確かなのです。

ダイエットと糖尿病の違い

ちなみにダイエットと糖尿病は、どちらも脂肪によってエネルギーを作り出すことでケトン体が発生するという点で同じです。

 

しかし、糖尿病はいくら体内に糖があってもエネルギーとして利用されません。それに対して、ダイエットの場合は単純に糖の摂取量が不足することで起こります。

甘い体臭の原因② デオドラントや柔軟剤による混合臭

私たちが鼻を通して感じる体臭は、体から放たれる臭いだけではありません。普段着ている衣類からする臭いや香り付きのデオドラント、化粧品、香水などの臭いが混ざってその人の体臭を作っています。

 

そのため、これら生活臭によって一時的に甘い体臭になることがあります。ただこの場合、ケトン体が原因の場合と違って皮膚から臭いがするというよりも衣類から放ちます。

 

特に混合臭が原因であるかは、一度デオドラントや柔軟剤の使用を止めてみれば分かります。ニオイがしなくなればこの混合臭が原因です。

甘いニオイがする体臭の予防と対策

甘い体臭の原因が混合臭の場合は使っているデオドラントや柔軟剤の使用を止めることで改善ができます。

 

ただ、ケトン体が原因の場合は以下のようにケトン体の発生要因を防ぐことが大切です。

ダイエットは正しい知識で実践する

ダイエットは正しい知識で実践するダイエットには食事の制限は必要ですが、食事制限がメインのダイエットは正しい知識で実践する必要があります。

 

特に体の代謝機能を落とす糖質を抑えるアトキンス式ダイエットなどの炭水化物ダイエットには注意が必要です。糖質などの炭水化物は太りやすいというイメージが先行し、穀類や果物などを抜きにしている人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、炭水化物ダイエットは糖質を単に抜くのではなく、必要以上摂らないことです。つまり、抜きではなく低炭水化物にするべきなのです。単に制限するだけでなく摂る栄養を考えたり、計画して実践する必要があります。

 

また、炭水化物ダイエットはケトン体以外にも体臭を強くする要因があるダイエット法と言えます。
詳しい記事炭水化物ダイエットは体臭をクサくする!?

 

ですので、体臭予防の観点からは、糖質を極端に減らすのではなく、一定の量を摂りながら適度な運動などで体の代謝を上げて痩せることが望ましい方法です。

運動によってケトン体の代謝を助ける筋肉をつける

amai-taisyuu-undou甘い体臭を防ぐには体の代謝機能を上げることです。特にケトン体の代謝には筋肉が必要になります。なぜなら、肝臓で作られたケトン体は、肝臓では燃焼できないからです。

 

ケトン体は筋肉や腎臓で再利用されますが、そこでの処理能力を超えると血中のケトン体が増えてしまいます。ですから、全く運動をしないで筋肉を落としてしまうと、ケトン体が溜まりやすくなってしまうのです。

 

特に食事制限ダイエットをする場合は筋肉は落とさないように気を付けましょう。極度の食事制限をすると、使わない筋肉はどんどん落ちてしまいます。すると、甘い体臭を引き起こしやすくしますし、代謝が落ちて逆に痩せにくくなってしまいます。

 

最も効果的なのはウォーキングやランニング、ヨガ、サイクリングなどの有酸素運動です。20分以上続けることが理想だとされています。

糖尿病を予防する生活習慣は体臭予防

日頃から糖尿病を予防する生活習慣を心がけることが甘い体臭を防ぐことになります。それに糖尿病の予防は体臭予防にもなるのです。

 

糖尿病には1型と2型があり、1型は突然発症し、原因はまだはっきりと分かっていません。一部ではインスリンをつくるすい臓の細胞がウイルス感染により破壊されるのではないかと考えてられています。そのため、予防方法も確立されていないので、防ぎようがありません。

 

しかし、約95%はストレスや運動不足、暴飲暴食などの生活習慣の乱れが原因だとされる2型の糖尿病です。これらは体臭の原因でもあります。

糖尿病の一般的な予防法

  • 砂糖の摂り過ぎに気を付ける
  • 和食を摂る機会を増やす
  • 揚げ物などの高カロリーの食事の摂取を抑える
  • 野菜、海藻類、きのこなど食物繊維を摂る
  • お酒は飲みすぎない
  • 睡眠はしっかりと確保する
  • 適度な運動をする。特に有酸素運動は効果的!

また、糖尿病は初期の状態では自覚症状がほとんどありません。そのため、症状が進行してしまうことがあります。進行すると網膜症や神経障害などの合併症を招く恐れがあるので、早い段階に気付けるように毎年の健康診断は受けることも大切です。

まとめ

甘い体臭でも生活臭であれば問題ありません。しかし、鼻を突くような甘い体臭の正体であるケトン体である可能性があります。

 

ケトン体が発生する要因は過度なダイエットと糖尿病の2つが考えられ、どちらも体の代謝異常です。なので、異常代謝を起こさないようにすることが予防になります。

 

それには、バランスの良い食生活と適度な運動など規則正しい生活習慣を送ることです。それが甘い体臭を予防し、健康的に痩せることや糖尿病の予防にもなると言えるでしょう。

 

分かってはいても実際に実践するのは難しいかもしれませんが、普段の生活習慣を意識するだけでも違うと思いますよ。

 

また、気になる臭いを消すのに効果的ななのは洗うことです。特に消臭力が高い体臭対策石鹸で洗うことでより臭いの除去に役立ちます。
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