運動不足は体臭を強くする!?

2016年3月30日

あらゆる体臭に関係すること

運動不足は体臭を強くする!?

運動不足と体臭には密接な関係があります。なんと、運動不足は汗自体を臭くしてしまうのです。

 

その要因となるのが、「汗腺の衰え」と「血行の悪化」と言えます。では、その理由と改善方法について見ていきましょう!

運動不足によって汗腺機能が衰える?

運動不足の人は、日頃ほとんど汗をだしていません。そのため、働く汗腺が減ってしまいます。働く汗腺が減れば、その分ひとつひとつの汗腺にかかる負荷が大きくなります。

 

すると、「再吸収」という汗の原料である血液成分を体に戻す働きが間に合わなくなって、ミネラルを豊富に含んだ汗が発汗されてしまいます。

 

この汗は、多くの栄養分を含んでいるので、ネバネバとしていて蒸発しにくく、雑菌も繁殖しやすい汗と言えます。つまり、汗臭さ発生させるには最高の汗です。

 

しかも、体温調整の役割をそれほど果たさないので余計に汗が発汗され、汗臭くなってしまうという悪循環をもたらします。見た目ではダラダラと粒が大きい汗です。

汗腺機能がしっかり鍛えられている汗

では、逆に汗腺機能がしっかり鍛えられている汗はどういったものかというと、汗の再吸収がされているので、成分は99%が水です。

 

サラサラとしていてほとんど無臭であり、養も少ないことからすぐには汗臭くなりません。つまり、ニオイを作りにくい汗と言えます。見た目では小粒で霧吹きで吹きかけたような小さい粒の汗なので、あまり汗をかいている印象を受けません。

血行の悪化は汗に「アンモニア」を増やす

運動不足の人は基礎代謝が低くなるので体の血行が悪くなります。それは運動不足によって筋肉の低下し、血流の流れが悪くなるからです。

 

血液は心臓から出て全身に届けられますが、勢いがあるのは体の中心部分です。手先や足先などの末端部分に行くに連れて血液の勢いは、どんどん衰えてしまいます。そのため、筋肉がポンプの役割をして勢いを加えてあげる必要があるのです。

 

ですから、このポンプの役割をしている筋肉が不足すれば、血流が悪くなってしまいます。血液は酸素を細胞へ供給しているので、血流が悪くなれば汗腺などの消耗組織への酸素の供給が不十分となり、体のエネルギー生成に必要な燃焼ができなくなってしまいます。

 

すると体は、酸素を必要としない解糖系に切り替えてエネルギーを作ります。この時にできる副産物が「乳酸」という疲労物質です。その結果、汗腺に乳酸が増加した分だけアンモニアも増え、よりクサい汗が発汗されるようになるです。

 

しかもアンモニアを多く含む汗は皮膚環境をアルカリ性に傾かせるので、雑菌の繁殖を促してしまう特徴があります。

運動をするのが一番ですが…

当たり前かもしれませんが、運動不足の人が汗腺を鍛えるには適度な運動が一番です。

 

でも、運動しているのにクサい時もありますよね?それは、無酸素運動をしている可能性があります。

 

無酸素運動は、瞬発的な筋肉運動や過度な運動のことをいいます。無酸素運動では、血行不良と同じように細胞が酸欠状態になるので疲労物質である乳酸がたまり、アンモニアを含んだ汗が発汗されるのです。

 

部活などで厳しい運動をすると汗臭くなる傾向があるのは、この無酸素運動をしているからと言えるでしょう。ですから、気合を入れすぎて体に過度な負荷がかかるような無酸素運動は逆効果なので避けましょう。

一番理想なのは、ジョギングやエアロビクス、ウォーキングなどの有酸素運動

一番理想なのは、ジョギングやエアロビクス、ウォーキングなどの有酸素運動です。有酸素運動は酸素を取り入れながらエネルギーを消費する運動であり、汗腺の酸素不足を防げます。

 

しっかりと酸素を体に取り入れるので、脂肪が燃焼しやすくなり、ダイエットにも効果的です。さらに、有酸素運動はストレス解消にもなります。脳内にセロトニンという幸せホルモンが分泌され、精神安定やうつ予防にも効果があると言われているのです。

 

ただ、有酸素運動は20分以上の持続した運動が必要なので、時間がとれない人や面倒な人は、運動以外の方法で鍛える方法もあります。その方法については以下の記事で解説しているので、興味があれば確認してみてください。
運動以外で汗腺を鍛えていい汗を流すようになる方法