冷房の使い過ぎは体臭をクサくする!対処方法は?

2016年9月8日

あらゆる体臭に関係すること

冷房の使い過ぎは体臭をクサくする!対処方法は?
暑くなってくると冷房を使うようになると思います。特に真夏は冷房がないと暑くて仕方ありません。そのため、出来るだけ冷房の効いた室内にこもる人も多いのではないでしょうか?

 

しかし、あまり冷房の効いた部屋にこもるのは良くありません。なぜなら、冷房の使い過ぎは体臭をクサくしてしまうからです。

 

そこで今回は、冷房の使い過ぎが体臭に与える影響とその影響に対する対処方法を紹介します。

なぜ冷房の使い過ぎが体臭をクサくする?

なぜ冷房の使い過ぎが体臭をクサくする?
冷房が効いている部屋にいると、汗をあまりかかないので体臭がクサくならないと思うかもしれません。確かに汗をたくさんかけばそれだけニオイも発生しやすくなるので、汗をかかなければ体臭を防ぐことになります。

 

しかし、やり過ぎは逆効果になります。その理由は、汗をかく機会が減ってしまうからです。実は、この汗を流す機会が減ることこそ冷房の使い過ぎが体臭をクサくしてしまう理由なのです。

 

ではなぜ汗を流す機会が減ると体臭がクサくなってしまうのでしょうか?

 

それは以下のような影響があるからです。

汗腺機能が衰える

汗は主に体温調整のために発汗し、私たちは汗によって体の温度を一定に保つことができています。そのため、汗を分泌する汗腺は全身に分布しています。

 

しかし、すべての汗腺が機能しているわけではありません。汗腺も筋肉のように使わなければ、働きも悪くなります。つまり、冷房の使い過ぎによって汗を流す機会が減れば、汗腺機能が衰えてしまうのです。

 

汗腺機能が衰えると、いざ汗が必要な時に効率よく汗が分泌されません。すると、汗の再吸収が不十分になり、アンモニアやミネラルを多く含むニオイを作る質の悪い汗が分泌されやすくなります。

 

質の悪い汗は雑菌の増殖を促します。そのため、汗が分泌されてからニオイになるまでが早く、汗臭さも強くしてしまうのです。
参考質のいい汗と悪い汗の違いについて

 

また、機能している汗腺(能動汗腺)の数は個人差などがありますが、その数は3歳までに決まると言われています。しかもその後は変化しません。なので、この頃は出来るだけ冷房に頼り過ぎない方がいいでしょう。

老廃物が溜まりやすくなる

冷房によって汗を流さないでいると、毛穴に古い皮脂や垢などの老廃物が溜まりやすくなります。これも体臭をクサくする原因です。

 

古い皮脂や垢は酸化によってそれ自体にもニオイがありますが、何といっても雑菌の大好物です。そのため、より多くのニオイ物質を作ります。それが汗と一緒に分泌されることで、よりクサい汗になるのです。

冷房による体臭を防ぐ対処方法

冷房によるクサい汗を防ぐには、できるだけ体のもつ体温調整機能を使ってあげることです。なので、一番の予防方法は冷房を使わないことです。

 

しかし、真夏にそれは厳しいですし、熱中症などの危険もあります。ですから、冷房の使い方を気を付けたり、できるだけ体の体温を下げないようにする対処方法が現実的な対処方法です。

冷房の設定温度を下げ過ぎない

冷房の設定温度を下げ過ぎない
エアコンの設定温度は、一般的に25~28℃が良いとされています。ただ、これはあくまでも目安です。人によって寒いと感じる温度は異なります。ですので、最適な温度は寒いと感じない程度の温度設定が基本です。

 

また、外気との差が激しいと体に大きな負荷がかかるので、よく出入りする場合は外気温との差を2~3℃程度にしましょう。

 

ただ、自宅では自由に設定温度を変えられますが、職場などの場合はなかなか自由に設定できません。その場合は後述する他の方法で対処するといいでしょう。

腹巻をする

腹巻は冷房による冷え対策に効果的です。寒いと感じると、交感神経が血管を収縮し、からだの中心部の温度を温めるために腹部に血液が集まります。

 

そのため、腹巻によって腹部を温めると、全身に暖かい血液が循環し、体温が下がりにくくなるのです。

体を温める食べ物を食べる

体を温める食べ物を食べる
夏になると夏野菜やアイスなど体を冷やす食べ物が食べたくなります。しかし、これは暑い所で有効であって冷房の効いた室内では体を心から冷やしてしまいます。

 

エアコンの効いた部屋に長時間いる場合は体を冷やす食べ物はできるだけ避け、体を温める食べ物を食べましょう。体を温める食べ物には、玉ねぎや大根、人参などの根菜類、唐辛子やニンニクなどの香辛料があります。

定期的に熱い紅茶や生姜茶を飲む

定期的に熱い紅茶や生姜茶を飲む
冷たい飲料水を飲むと当然体は冷えます。また、食後にコーヒーを飲む人も多いと思いますが、コーヒーは体を冷やす飲み物なので避けた方がいいでしょう。

 

代わりに熱い紅茶や生姜茶を飲むと体温が上りやすくなります。

 

特に生姜に含まれるショウガオールとジンゲロールには、体を温める以外にも胃液や唾液の分泌も促進してくれる効果もあります。つまり、生姜茶は消化不良による口臭予防にもなるのです。

血流を良くするツボを押す

湧泉(ゆうせん)

湧泉は刺激することでエネルギーが湧き出ると言われる足のツボ。冷え対策や筋肉疲労の回復に効果的だと言われています。そのため、夏バテ気味になったときは湧泉を刺激してあげましょう。

 

生理痛、更年期障害の緩和などにも効果的です。
湧泉(ゆうせん)

位置:足の裏にあり、土踏まずの少し上にあるくぼみ。足の指をすべて内側に曲げた時にへこむ部分です。

押し方:数秒間押したり離したりする。ペンなどでグリグリと刺激すると効果的です。正しく刺激できていれば足の裏が温かくなってくるので、その状態になるまで続ける。

合谷(ごうこく)

合谷は手にあるツボなので、手軽に押すことができます。全身の痛みを和らげてくれることから万能のツボと呼ばれ、冷え以外にも目の疲れや肩こりにも効果的です。そのため、デスクワークの方におすすめのツボ!
合谷(ごうこく)

位置:人差し指と親指の骨が交わる所からやや人差し指よりのくぼみ。
押し方:数秒間押したり離したりする。さらに小さな円を描くようにすると効果的。

三陰交(さんいんこう)

足の内側のツボ。三陰交は生理痛、生理不順、更年期障害にも効果があるので、女性にとって大切なツボと言えます。

三陰交(さんいんこう)

位置:内くるぶしの一番出っ張ったところから指4本分上がったところにある骨と筋肉の境目。すねの骨よりちょっと内側にあります。
押し方:強く押すよりも気持ちいい程度で指圧します。リラックスして刺激すると効果的です。

湯船に浸かるようにする

湯船に浸かることは血流を促進し、汗の発汗を促すことができます。そのため、汗腺を鍛えるのに効果的です。それにニオイの原因となる毛穴に詰まった老廃物の除去もできます。

 

暑くなってくるとシャワーだけで済ましていませんか?暑い夏こそ湯船にしっかりと浸かって体臭対策をしましょう。

 

また、入浴後もできるだけ汗で体温を下げるようにしましょう。ここでクーラーで一気に下げてしまうと、せっかく鍛えた汗腺がもったいないです。お風呂上りは汗腺を鍛える絶好のチャンスなのです。

適度に動くようにする

適度に動くようにする
長時間イスに座っていると、血流が悪くなり、体が冷えやすくなってしまいます。特に心臓から遠い足元は血流が悪くなりがちです。なので、1時間に1回は席から立って歩いたり、屈伸運動などして血流を改善しましょう。

 

また、日頃から軽い運動をすることも大切です。筋肉には血流を促すポンプのような働きがあります。そのため、運動不足によって筋力が低下すると血液が体の末端まで届きにくくなってしまいます。この筋力の低下が手先や足先の冷えの原因になるのです。

 

なので、普段からできるだけ歩いたり、軽い筋トレなどして筋力をつけることは、冷房による冷えを防ぐことになります。

まとめ

真夏になると冷房がなくてはならない存在になりますが、使い過ぎは汗腺を衰えさせて体臭をクサくします。対策方法としては7つ紹介しました。

 

汗を流さないことは体臭を防ぐことになりますが、この対策は人に会う前や外出前などに気を使う程度で十分だと思います。特に自分だけで自宅にいるのであれば、水分補給をしっかりとしながら汗はどんどん流すべきでしょう。

 

それが結果として体臭を弱くすることになるのです。

 

また、冷房の使い過ぎは体臭だけでなく冷房病などを引き起こし、体調にも悪影響を与えます。体の冷えは大きな病気のきっかけにもなるので、冷房とうまく付き合うことが大切です。