ミョウバンが体臭の予防にいい理由とは?

2015年11月13日

あらゆる体臭に関係すること

ミョウバンは古代ローマ時代からから使われており、クレオパトラが制汗剤として使用していたと言われているほどの歴史があります。日本でも漬物や染物、止血や下痢止めの薬などに使われていたので日本人にとって馴染みある物質でもありますね。

ミョウバンが体臭の予防にいい理由とは?

現在でもその効果から制汗剤の成分としてよく使われています。このミョウバンが体臭対策グッズとして注目されるのには理由があるのです。ここでは、ミョウバンが体臭の予防に効く理由を解説し、自作のミョウバン水のつくり方や体臭グッズの紹介をします。

ミョウバンが体臭の予防に効く3つの理由

ミョウバンが体臭対策に効く3つの理由

ミョウバンによって体臭が消える理由は3つあると言われています。また、これらの効果が体臭対策グッズとして注目される理由でもあるでしょう。

水に溶けると酸性になる

体臭は主に雑菌が汗や皮脂を食べて分解したときに発生するニオイ物質が原因です。エサとなる汗や皮脂などがあればどんどん繁殖し、その分ニオイ物質も多くなって体臭も強くなります。この雑菌にとって過ごしやすい環境は弱アルカリ性であり、逆に繁殖しにくい環境は弱酸性です。

 

ミョウバンは水に溶けると弱酸性を示します。したがって、ミョウバンを肌に塗ることで雑菌の繁殖を食い止め、ニオイ物質の増加を抑制するのに効果的と言えます。さらに、弱酸性の肌環境は良い香りを作ってくれる常在菌の繁殖を助けます。

 

つまり、水に溶けたミョウバンは雑菌の繁殖を食い止めるだけでなく、ニオイの発生を抑える肌の自浄作用を高めるのにも効果的なのです。

収れん作用がある

ミョウバンには収れん作用によって汗を抑える働きがあるので制汗剤としての効果もあります。ミョウバンが汗を抑える原理については、幾つかの説があります。ただ、どの原理を使って汗を抑えているのかなどの正確なメカニズムについてはまだ明らかになっていません。

 

考えられている原理は以下の5つです。

  • アルミニウム塩が汗腺の導管周辺に炎症を起こして導管を塞いでいるから
  • アルミニウム塩がジェル状のものが出口を塞いでいるから
  • 汗腺の導管部の透過性が上がることで汗を再吸収しているから
  • タンパク質変位作用で表皮の角質が角化するから
  • これらすべてが起こっているから

消臭作用がある

ミョウバンには多くの金属が含まれているので酸化還元反応によって金属消臭が行われます。これによってニオイ物質が中和されて無臭物質になるのです。特に、ミョウバンはアルカリ性のアンモニアに対して強い反応をするので、汗臭さに対しては得意分野と言えるでしょう。

ミョウバンで手作り体臭対策グッズを作ろう!

ミョウバンはスーパーや薬局で安価で手に入るので、手軽に汗臭さ対策をするアイテムとしては最適です。漬物にも使えるので持っていて損はないですね。

 

ただ、ミョウバンをそのまま使うと肌への刺激が強いので、体臭対策グッズとして使うには一手間必要です。その一手間というのが、「ミョウバン水」を作ることです。このミョウバン水をベースにして、入浴剤や制汗剤で利用できるように薄めたりします。

ミョウバン水の作り方
材料

  • 焼ミョウバン(50g)
  • 1.5Lペットボトル(1本)

作り方

  1. 焼きミョウバンを1.5Lペットボトルを入れる
  2. 水道水をペットボトル一杯に入れる
    (ミネラルウォーターは塩素が入っていないのですぐに腐敗してしまう)
  3. ミョウバンは水に溶けにくいので溶けるまで1日~2日程度置く
  4. 液が透明になったら出来上がり

試用期間についてはいろいろとありますが、肌につけるものなので出来るだけ早めに使い切りましょう。冷蔵庫に入れて1ヶ月程度で使い切るのがいいと思います。

 

さらにミョウバン水を入浴剤やデオドラント剤として使う方法を紹介します。

自作のミョウバン水を使った入浴剤

体臭の予防に効果的なお風呂の入浴剤としてミョウバンを使うことで、さらに効果アップが期待できます。使い方は簡単!ミョウバン水を浴槽に30~50cc(大さじ2杯)程度入れます。あまり入れすぎると鉄が錆びるので要注意!

 

さらにミョウバン入の石鹸を使うと効果的です。ただ、ミョウバン入りの石鹸は数多く売られていますが、中には界面活性剤や添加物が入っている石鹸もあるので注意が必要です。こちらでは、ミョウバン入りで消臭力が高い石鹸も紹介しているので、興味がある方は確認してみて下さい。
体臭を防ぐなら「なたまめ黒石鹸」!徹底レビュー!

自作のミョウバン水を使ったデオドラント剤

体に散布するときは、ミョウバン水を100円ショップなどで売っているスプレーなどに入れて30倍程度に薄めるとちょうどいいです。そこに好みのアロマオイルを入れれば自分だけのデオドラント剤の完成です。もし肌がピリピリする場合は、水で薄めて調整しましょう。

 

また、より高い効果を期待するのであれば、ミョウバン入のクリームタイプのデオドラント剤がおすすめです。興味がある方は確認してみて下さい。
ミョウバン入り!薬用デオラボクリームの効果・使用感を徹底レビュー

使いすぎには注意を!

いくら天然の素材だとしても、ミョウバンは殺菌・消臭・収れん作用がある水溶液です。肌にまったく影響を与えないとは言い切れません。体に良いとされるビタミンにも過剰症があるように、天然のデオドラント剤にも同じようなことがいえます。

ミョウバン水の使いすぎは避ける

なので、1日のうちにリセットすることを心がけ、できるだけ体全体にかけることや常時付けるのは避けましょうね。