更年期に起こる多汗と体臭の原因と対策方法

2016年4月18日

あらゆる体臭に関係すること

寝汗がひどかったり、暑くもないのに汗が出たり、顔だけ火照って汗をかいたり...

更年期に起こる多汗と体臭の原因と対策方法

このような汗をかくのであれば、更年期特有の多汗症かもしれません。女性は更年期になると、汗をかきやすくなります。そして、この汗は体臭を強くする原因になるのです。

 

ではなぜ女性は更年期になると多汗症を引き起こしやすくなるのでしょうか?それは女性ホルモンが大きく関係しているのです。

 

ここでは、この女性ホルモンと多汗症や体臭への関係を明らかにし、対策方法を紹介します。

原因はホルモンバランスの乱れ

女性は更年期になると、汗をかきやすくなると言われています。それは、女性ホルモンの分泌が減ってホルモンバランスが乱れるからです。

 

このホルモンバランスの乱れによって以下の2つを引き起こしやすくなります。これが、更年期による多汗症になるのです。

  • 発汗を抑える力が弱ることで汗が出やすくなる
  • 精神性発汗による多汗症を引き起こしやすくなる

発汗を抑える力が弱ることで汗が出やすくなる

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲストロゲンという2つのホルモンがあり、女性の身体はこれらのホルモンによる影響を大きく受けます。そして、更年期によって減少するエストロゲンには、汗腺を抑制する働きがあります。そのため、汗を抑える働きが弱まるので発汗量が多くなるのです。

 

さらに、ホルモンバランスの乱れは自律神経の働きを乱します。汗をだす汗腺はこの自律神経によって制御されています。そのため、自律神経の乱れは汗腺機能にも影響を与え、突発的な大量の汗が発汗されるホットフラッシュなどの症状を引き起こしやすくなるのです。

 

また、ホットフラッシュなどの一気に発汗される汗は、汗の再吸収が不十分になります。そのため、汗に多くのミネラル成分やニオイ成分を含むので、体臭を強くしてしまのです。

精神性発汗による多汗症を引き起こしやすくなる

女性ホルモンの変化は精神状態にも影響を与えます。女性が月経周期によって気持ちの変化があるのは、このホルモンの変化による影響です。これは、更年期によるホルモンバランスの乱れも同じで、イライラしたり、やる気低下、倦怠感などの症状を引き起こしやすくなります。

 

この精神的な変化は、精神性発汗を引き起こしやすくなります。

 

精神性発汗とは、ストレスや精神状態によって発汗される汗です。緊張すると手に汗をかいたり、汗を気にしすぎて余計にかいてしまうのはこの精神性発汗と言えます。

 

この汗は、運動などで発汗される体温調整機能を果たす生理的発汗とは違ってベタベタとしていてニオイ物質を多く含むのが特徴です。そのため、雑菌の繁殖がしやすくクサくなりやすい汗なので、更年期による多汗症は体臭が強くなりやすいのです。

更年期による多汗の対策と予防

深呼吸をして汗を抑える

精神性発汗の汗は、腹式呼吸によって抑えることができます。それは自律神経を意識的に唯一自分の意思で制御できるのが呼吸だからです。

 

深呼吸によって副交換神経を優位にして発汗を抑えることができるのです。特に腹式呼吸は自律神経が密集している横隔膜を上下に刺激します。これによってよりリラックス効果が得られる訳なんです。

 

腹式呼吸をするヨガが精神リラックスのは理にかなっているんですね!

汗腺を鍛えていい汗をかくようにする!

汗腺を鍛えていい汗をかくようにする!
普段から汗をよくかいて汗腺を鍛えておくことで、ニオイがない良い汗をかくことができます。そのためには、有酸素運動などの適度な運動や半身浴などをして積極的に汗を流す必要があります。

 

では具体的にどのような方法があるのかを紹介しますね。

夏はクーラーの設定温度を下げ過ぎない

特に、夏はクーラーの効いた室内にいる時間が多くなり、入浴もシャワーで済まうことが多いのではないでしょうか。これでは、汗腺機能が衰えてしまいます。

 

クーラーを全く使わないのは危険ですが、設定温度を下げすぎないようにしましょう。ただ、女性の場合は冷え性の方が多いので、ほとんどの方はクーラーの下げ過ぎはないかもしれません。

入浴剤として酢を入れる

入浴もできるだけ湯船に浸かるようにします。湯船に浸かれば、汗腺機能回復だけでなく、毛穴に詰まった汚れを取ることができるので、体臭予防には最適です。

 

さらに、湯船にコップ1杯程度の酢を入れるとより効果的です。酢に含まれるクエン酸には、抗菌・殺菌作用がありますし、汗腺に入ると疲労物質である乳酸とアンモニアの生成を抑える効果があると言われています。

有酸素運動をする

酸素をしっかりと体内に取り入れるランニングやウォーキング、ヨガなどの有酸素運動は、体臭予防やダイエットに効果的です。過度な運動などの無酸素運動は活性酸素を発生させて加齢臭悪化になりますし、身体に大きな負荷がかかるので避けましょう。

更年期に効果がある栄養を含んだサプリを利用する

更年期に効果がある栄養を取り入れる
更年期はエストロゲンの低下によって女性ホルモンのバランスが乱れることで起こります。このエストロゲンと同じ働きをするといわれるのがポリフェノールの大豆イソフラボンです。大豆イソフラボンは納豆や豆腐、豆乳など大豆製品に多く含まれています。

 

その他にも抗酸化物質の摂取によって体の酸化を防止したり、加齢によって不足するビタミンD3も合わせて摂取するといいでしょう。

 

ビタミンD3は特殊なビタミンであり、太陽光(紫外線)を浴びることでつくられます。そのため、紫外線を気にする女性は特に不足しがちなので積極的な摂取が必要です。

 

ビタミンD3はカルシウムの吸収に不可欠な存在であり、不足すると骨粗しょう症のリスクを高めます。食事からは摂取しにくいため、サプリメントによる摂取がいいでしょう。

 

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生活に支障がある場合は病院へ

汗が止まらず、日常に支障がある場合は病院での受診をオススメします。多汗の診断は、形成外科やペインクリニックですが、更年期からくる多汗は婦人科で受診できるそうです。

 

治療方法は、漢方の処方やホルモン剤投与、精神療法などいろいろとあるので、まずは信頼できる医師の方にとことん相談して更年期を打ち負かしましょう!