疲れによって体臭が臭くなる?

2016年3月29日

あらゆる体臭に関係すること

疲れによって体臭が臭くなる?
最近仕事や家事で疲れていませんか?

 

疲れが溜まっているとなかなか良いパフォーマンスも発揮できませんし、健康にも良くありません。そのため、その証拠として体は危険信号を送ります。それが疲労臭という体臭です。

 

忙しい現代社会となった近年、この疲労臭が増えてきているのです。

増えつつある体臭「疲労臭」

疲労臭はその名のとおり、疲れによって放たれる体臭です。そのため、忙しい現代社会特有の体臭と言えるでしょう。

 

疲労臭はアンモニア臭がより強い臭いが特徴です。また、普通の汗臭さとは発生原理が違います。

 

汗はもともと99%が水分なのでほとんど臭いがありません。無臭と言っていいでしょう。汗が臭くなるのは、汗が皮脂や垢と混ざって雑菌がそれらを分解するからです。つまり、汗や皮脂が分泌されて直ぐはまだ臭くないのです。

 

ですが、疲労臭の場合は、単なる汗臭さと違って分泌される前に臭いを放ちます。しかも分泌される汗や皮脂にはアンモニアが多く含まれているので、肌をアルカリ性に傾かせて、雑菌の繁殖を促してしまいます。そのため、より体臭が臭くなりやすくなるのです。

どうして汗や皮脂にアンモニアが多く含まれるようになるの?

普段、体内で発生したアンモニアなどの臭い物質は肝臓で分解し、尿として体外に排出しています。そのため、肝臓が元気であれば汗に含まれるアンモニアの量はほとんどありません。

 

しかし、身体が疲れによって肝機能が弱ったり、体の代謝が衰えたりすると、この解毒が追いつかずに臭い物質が体内に残るようになります。それが血液に入り込み、全身の汗腺や皮脂腺に届くことで臭い汗が発汗されるようになるのです。

疲労臭が起こりやすくなる原因は?

疲労臭は、体の代謝が低下したり、アンモニアの解毒をしている肝臓に大きな負荷がかかることで起こりやすくなります。

体の疲れ

疲労はたんぱく質や炭水化物などの分解や毒素の分解などの代謝を弱らせます。しかも体に毒素が溜まりやすくなるので、より疲れやすくなります。

心の疲れ、ストレス

肝臓は副交感神経によって動かされています。ストレスによって交感神経が優位な状態が続くと、肝臓の機能がうまく動かなくなります。また、交感神経が優位な状態が続くと、血行も悪くなり、肝臓に負荷をかけてさらに疲れやすくします。

肉中心の食生活

肝臓は摂取した脂質やたんぱく質、糖質などを体に吸収できるように合成・分解をしています。そのため、食べ過ぎは肝臓に負担をかけてしまいます。特にたんぱく質の分解時にはアンモニアが発生します。ですので、肉類の食べ過ぎは代謝と解毒の両方で肝臓に負荷をかけてしまうのです。

お酒の飲みすぎ

アルコールの分解をしているのは肝臓です。そのため、お酒の飲みすぎは肝臓に負荷をかけて他の解毒や代謝を弱らせてしまいます。

便秘

便が腸に長い時間とどまれば、便の異常発酵腐敗によってアンモニアやインドールなどの悪臭物質が発生します。これらを解毒しているのも肝臓です。

疲労臭の予防と対策

十分な睡眠を取る

十分な睡眠を取る
心身の疲れを癒すには睡眠が一番です。日中は行動するためにエネルギーを使っており、なかなか細胞の修復に手が回りません。そのため、日中受けたストレスや解毒による細胞のダメージを最も修復できるのは睡眠時だけです。

 

睡眠時に分泌される成長ホルモンが肌や筋肉、骨などを作ります。また、活性酸素による体の酸化を防いでくれるグルタチオンが分泌されるのも睡眠時です。つまり、健康で若々しい体に睡眠は欠かせないのです。

 

ただ、十分な睡眠は人によって異なります。長く寝る必要がある人もいれば短時間で大丈夫な人もいます。自分の気持ちがいい睡眠時間を取りましょう。

肝臓や腸に良い食べ物を取り入れる

肝臓や腸に良い食べ物を取り入れる
疲労臭が発生するのは肝機能が低下して、アンモニアの分解が間に合わなくなるからです。そのため、肝機能を高める食事を摂るのが効果的と言えます。

 

ただ、いくら肝機能を高めても腸内を汚してアンモニアやインドールなどの毒素を増やしては意味がありません。ですので、肝機能を高めながら腸内を整えることが必要なのです。

 

例えば肝機能を整える食べ物には、オルニチンと亜鉛を多く含むシジミやタウリンを多く含むタコなどがあります。腸内環境を整える食べ物には、乳酸菌を多く含むヨーグルトや漬物、食物繊維を多く含むさつまいもやゴボウなどがあります。これらの食べ物を日々の食事に積極的に取り入れましょう。
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適度な運動をする

適度な運動をする
適度な運動は健康や体臭対策にとってもいいです。代謝を高めますし、ストレス解消や老化防止効果もあると言われています。

 

特に体内に毒素をつくる便秘の要因には、運動不足や腹筋力の低下があります。なので、運動をする時は腹筋も一緒に鍛えることを意識すると効果的です。

お酒は適量にする

お酒は適量にする
お酒は適量であれば、ストレス解消効果があります。また、ワインやウイスキーは抗酸化物質であるポリフェノールが含まれているので、体臭対策にも効果的です。

 

ですが、飲みすぎは逆効果。肝臓を過度に働かせて疲れさせ、代謝や解毒機能を弱わらせてしまいます。ですので、お酒は適量に抑え、休肝日は週に2日ほど取りましょう。

ミョウバン入りデオドラント剤を使う

疲労臭はアルカリ性を示すアンモニアがニオイ原因物質です。そのため、酸性を示すミョウバン入りのデオドラントが最適。ミョウバン入りデオドラントを肌に塗っておけば、毛穴から発生するアンモニア臭を抑えることができます。
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