頭皮のフケと痒みを防ぐ!?「ビタミンB2」と「お酢」でニオイ対策

2017年3月28日

頭の臭い

頭皮のフケと痒みを防ぐ!?「ビタミンB2」と「お酢」でニオイ対策毎日しっかりとシャンプーをしていてもフケが出てしまうことがあります。

 

フケそのものは生理現象なので無くすことはできませんが、頭皮のニオイ原因でもあります。それに、悪化するとフケ症や脂漏性皮膚炎になったりして抜け毛の要因にもなりかねません。

 

そこで、フケ予防に役立つお酢とビタミンB2を取り入れた簡単なケア方法を紹介しますので、今後の頭のニオイ対策やフケ対策の参考にしてみて下さい。

ビタミンB2とお酢を摂取して体の内側からフケと頭皮のニオイ予防

汗をよくかく夏や頭皮が乾燥する冬は特にフケが多くなる季節です。洗い過ぎや不潔にしているわけでもないのにフケが出るのは、ビタミンB2が不足が考えられます。ビタミンB群は皮膚の代謝を促す作用があります。中でもビタミンB2は、脂質の代謝と関係しているため、不足によって皮脂腺が多くある頭皮環境を整える力が弱まるのです。

ビタミンB2の摂取量はどのくらいがベスト?

ビタミンB2の摂取量はどのくらいがベスト?
厚生労働省が報告している日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、ビタミンB2の1日に摂取する推奨量は以下のようになっています。

  • 成人男性で1.6mg程度
  • 成人女性で1.2mg程度

ただ、これはあくまで目安です。ビタミンB2はエネルギーの代謝に関わっているので、その人の活動レベルや必要なカロリーによって変わってきます。

 

性別、年齢別の1日の摂取量は以下のようになります。

女性男性
年齢推定平均
必要量(mg/日)
推奨量(mg/日)推定平均
必要量(mg/日)
推奨量(mg/日)
15~17(歳)1.21.41.41.7
18~29(歳)1.01.21.31.6
30~49(歳)1.01.21.31.6
50~69(歳)1.01.11.21.5
70 以上(歳)0.91.11.11.3
妊婦(付加量)+0.2+0.3
授乳婦(付加量)+0.5+0.6

※厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書より

ちなみにへ推定平均必要量は欠乏症を起こす最低限の量ではありませんのでご注意くださいね。推定平均必要量は、その年齢の範囲で半数の人が必要量を満たす量と定義しています。また、推奨量はその年齢の範囲でほとんどの人が十分足りるとされる量です。

 

なので推奨量を目安にして摂取すればいいと言えます。中には体質や生活習慣などによってはそれでも足りないこともあるので、その場合はサプリなども合わせて活用するといいでしょう。現在ビタミンB2は過剰症が報告されていませんのであまり気にする必要はないです。

 

ただ、どの栄養でも言えますが摂り過ぎると体に負荷がかかるので食べ過ぎには注意しましょうね。

ビタミンB2を多く含む主な食品

ではビタミンB2を多く含む食品にはどんなものがあるのでしょうか?代表的なのは以下のレバーや卵類、納豆などです。

豚レバー(肝臓)3.60mg
牛レバー(肝臓)3.00mg
鶏レバー1.80mg
キャビア1.31mg
うなぎ(かば焼)0.74mg
うずら卵(生)0.72mg
納豆0.56mg
まいたけ0.49mg
たまご(生)0.43mg

これらを積極的に摂取するとフケの予防に役立ちます。やはり一番ビタミンB2が多い食べ物であるレバー類を摂ることがいいのですね。

 

しかし、ビタミンB2は少なくてもおすすめの食品があります。それが納豆です。その理由は納豆に含まれるイソフラボンやリゾレシチンには体臭予防に効果的だからです。

納豆

イソフラボンは、女性の更年期やストレスによって起こる多汗による体臭に良いとされています。リゾレシチンは、汗の表面張力を小さくして小粒の汗にしてくれます。小粒の汗は蒸発しやすく、効率的に体温調整をすることができるので、ニオイを発生させにくい汗と言えます。俗に言う良い汗です。

 

このように、納豆は頭皮のニオイの原因であるダラダラ汗とフケの予防に効果的です。しかも他のレバーやキャビアと比べると安価で手に入ります。頭皮臭対策に最適な食品なので、是非取り入れましょう。

 

ただ、納豆だけでビタミンB2を補おうとすると結構食べないといけないので別の卵やまいたけなども取り入れるようにしましょう。

 

納豆だけでも頑張れますが、納豆に多く含まれるイソフラボンの摂り過ぎには注意が必要なのです。特にサプリでイソフラボンを摂取している方は注意しなければいけません。その点については以下の記事を確認してみてください。
詳細納豆は体臭の予防におすすめ!いい汗にしてくれる栄養が豊富な食べ物?

一緒に代謝で消費されるビタミンB郡を抑えるお酢を飲もう

合わせてお酢を摂取するとクエン酸サイクル(TCA回路)によるビタミンB郡の消費を抑えることができます。クエン酸サイクル(TCA回路)とは代謝です。生命がエネルギーを生産するための燃焼システムのことで、人間にとってこのサイクルが一瞬でも止まれば生命が維持できないほど重要なシステムといえます。

 

ビタミンB郡はこの代謝サイクルをスムーズに動かすために消費されます。この代謝サイクルを活性化し、ビタミンB郡の消費を抑制してくれるのがお酢に含まれるクエン酸なのです。

 

とはいえ、酢に含まれるクエン酸0.2%と少量。クエン酸をそのまま取り入れた方がいいのでは?と思うかもしれませんが、酢は体内に入ると主成分である酢酸がクエン酸に変わるので、お酢でも十分摂取できるといえるでしょう。

お酢が苦手な方はリンゴ酢がおすすめ

リンゴ
お酢が苦手な方は、果実酒だと飲みやすくなります。中でも、リンゴ酢はワキガ対策にもなるのでオススメです。りんごに含まれる食物繊維の一種ペクチンには、体内のアポタンパクを抑える効果があると言われています。

 

最近のワキガ研究で、このアポタンパクの生成を抑えれば、ワキガ臭を防ぐと報告されているのです。リンゴ酢を飲めば、頭皮臭だけでなくワキガ予防にもなるので一石二鳥といえます。

ビタミンB2はあくまでフケの予防に役立つだけということを忘れないで!

ビタミンB2はあくまでフケの予防に役立つだけということを忘れないで!
ここまでビタミンB2がフケを防ぐことに効果的と説明してきますが、食事だけでフケを予防することはできません。あくまでも予防に役立つだけです。

 

ビタミンB2が不足して欠乏症になると口内炎や脂漏性皮膚炎、肌のツヤがなくなるなどさまざまな影響があると言われています。中でも脂漏性皮膚はフケを多くする原因です。症状によっては自分で完治させるのは難しく、専門医での治療が必要になります。

 

このように確かにビタミンB2不足はフケを起こす要因になります。しかし、フケを引き起こす要因はさまざまです。

  • シャンプーが頭皮に合っていない(洗浄力が強い、刺激が強い)
  • 洗い過ぎ
  • 洗髪不足
  • ストレス
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 睡眠不足
  • 食生活の乱れ

これらのいろいろな要因が重なることでフケが起こります。中でも直接頭皮に使うシャンプーによる影響は大きいと言えるでしょう。

 

ですから、あくまでビタミンB2はフケの発生を防ぐのに効果的と言えるのであって、摂取することでフケにならなかったり、改善させることができるとは言えないので注意してくださいね。

お酢で頭皮マッサージをしてフケと頭皮のニオイ予防

体の中からフケ・頭皮臭の予防をすることは大切ですが、お酢を使って外側からのケアもオススメです。既に臭いやフケに悩んでいる方には直接頭皮をケアするこちらの方がいいかもしれませんね。

 

シャンプーで汚れや余計な皮脂を洗った後、お酢の原液か水で3~4倍に薄めたものを、頭皮に付けてマッサージします。特にフケが気になる部分は念入りにやるといいでしょう。マッサージするときは、爪を立てて頭皮を傷つけないように気をつけて、やさしく指の腹で揉みほぐす感じで行います。マッサージ後は、シャワーで洗い流して酢のニオイを落とします。

頭皮マッサージ

マッサージによって頭皮の血流が良くなって代謝が活性化され、お酢の抗菌効果によってニオイを発生させる雑菌の繁殖を抑えて、頭皮を清潔に保つことができます。フケだけでなく、抜け毛予防にもなるのでオススメです。

生活習慣にも気を使うとより効果的!だけどフケを防ぐならこれだけじゃダメ

どんなことでも言えますが、フケ予防であってもバランスの取れた食事などの生活習慣の改善も大切です。

 

食生活では脂肪の多い肉類やバター、糖分の多いお菓子の食べ過ぎには気を付けましょう。喫煙や飲酒、ストレス、睡眠不足もフケを多くする原因になるので、できるだけ避けるべきです。

 

ですが先にも説明した通り、フケを引き起こす要因はさまざま。食事はその一つでしかありません。つまり、しっかりと栄養さえ取っていればフケ対策はOKではないのです。やはりフケへの影響が一番大きいのはシャンプーなので、正しいシャンプー方法や自分の頭皮に合ったシャンプーを使うことも合わせて実践しましょう。

 

より具体的なフケ症による対策(食事、頭皮ケア)は以下の記事をご覧下さい。
フケ症による頭皮のニオイとかゆみ対策方法